近年、わたしの中で存在感が増しているドッペルギャンガー。
いつの間にかキャンプツーリングにも使えるテントが出ていました。
他にないタイプの構造でなかなか良さげなので、詳しく見てみました。
キャンプツーリング用に選ぶ場合は注意する点もありそうです。
Contents
ワンタッチテントの良い点
ワンタッチでテントが開く!組み立てが簡単
ドッペルギャンガーには「ワンタッチテント」というラインナップがあって、その名の通り、傘を開くみたいにワンタッチで組み立てられちゃうんですよね。
簡単っぷりは動画を見てみてください。
これはなかなかすごいですよね。
テントの組み立ては嫌いじゃないですが、「苦手」とか「面倒くさい」って思う人もいるだろうから、「開くだけで完成!」ってすごいですね。
しかも、ダブルウォールのモデルもある!
ダブルウォールのモデルは、最初からフライシートにインナーテントが装着された状態で収納されているので、開けばそのままダブルウォールテントとして設営できて、撤収するときもそのまま閉じることができます。
インナーテントはバックルで装着されている状態なので、「今日はインナーテント外してシェルター的に使いたい!」ってときは、バックル外せばインナーテントが簡単に外せます。
そこそこ軽い
2人用のテントで2~3kgなので、結構軽いです。値段もまあまあ安い。
簡単に設営&撤収できるテントを求めてる人にはなかなかおすすめのテントですね。
ただし!注意点があります。
ワンタッチテントの注意点!!
通気性は悪そう
メッシュ部分が小さいので通気性は悪そうです。
シェルター的に使ってしまえば通気性は抜群ですが、虫も入りたい放題
収納サイズに要注意!!
要注意なのは「収納サイズ」です。
簡単に設営するための造りの問題だと思いますが、他のテントに比べて細長いです。
ドッペルギャンガーのワンタッチテントはいろいろなモデルがあるんですが、基本的にどれも細長くて、60cmを余裕で超えてたりします。
バイクに積むことを考えると、60cm超えたら厳しいですね。
一応、道交法的な積載制限は「荷台幅から左右+15cm以内」です。
大容量のシートバッグに入るくらいのサイズがいいです。
テントが入る大容量のシートバッグでAmazonの売れ筋上位にいたのがコレ↓なんですが、
横幅が62cmです。
両サイドに小さなバッグが付いているので、メインの荷室はもっと狭いですね。
バッグのに付いているファスナーを開けることで、10cmずつ伸ばすことができます。
なのでファスナーを開けてバッグを拡張すれば60cmを超えたテントでも入れられますが、できれば拡張せずに入れたい。
そのためには、50数センチくらいに抑えたいですね。
シートバッグの場合は布地なので、パニヤケースと違って数センチくらいなら押し込めそうですが。
容量アップはお土産を詰めるときのために取っておきたいです
で、何が言いたいかというと、
「ドッペルギャンガーのワンタッチテントをツーリングで使うなら『ライダーズワンタッチテント T2-275』で!」ということです。
これ↓です。
他のテントが60cmを余裕で超えている中、このテントだけはバイクに載せることを想定して設計されているので、幅が56cmになっています。
それでもちょっと長めですが、これなら何とかなります。
しかもダブルウォールで前室もあります(前室は小さそうですが)。
わたし的には、ツーリングで使うテントには「最低限、ブーツを置けるだけの前室が欲しい!」思ってますので、これならOKですね。
「ライダーズワンタッチテント」のレビューを見てみると
Amazonのレビューを見ると、なかなか高評価です。
設営の簡単っぷりがやっぱりいいみたいですね。
スペックでは収納長さが「56cm」となってますが、実際にはもう少し小さくなるようで、『MOTOFIZZ キャンピングシートバッグ2』の両サイドを拡張しないでも入るそうです。
前室は狭くてブーツくらいしか置けないってか、ロングブーツは無理かも(上の部分がフライに当たる)って感じらしいですが、ブーツが置ければギリOKですかね。
ロングブーツが立てて置けないなら、下にビニール袋でも敷いて寝かせて置けば何とかなるでしょう。
まとめ
ドッペルギャンガーのワンタッチテントは、傘みたいに簡単に設営できます。
でも、収納サイズが細長い。
収納サイズ、前室を考えると、キャンプツーリングで使うなら『ライダーズワンタッチテント T2-275』がいいですね。
同じドッペルギャンガーの安いワンタッチテントの倍くらいの値段がしますが、それでもAmazonでもナチュラムでも送料無料で1万6千円台ですので、それほど高いテントではありません。
設営を簡単にしたい人にはおすすめです。