北海道ツーリングのための長距離フェリーの航路と料金の比較 - バイクで旅ツーリングに行こう!

北海道ツーリングのための長距離フェリーの航路と料金の比較

北海道ツーリングに行くためには、まずは北海道まで行かなければ行きませんね。
自分のバイクで北海道に行く手段は、主に次の4つ。
①青森まで自走+単距離フェリー
②近所の長距離フェリー港まで自走+長距離フェリー
③陸送
④飛行機に載せる(空輸)

①が、いわゆる「自走」。②が「フェリー」ですね。
本州~北海道は道路がないですからね、自走でもフェリーは必須です。

で、今回は②の長距離フェリーについてです。

航路と料金、割引についてまとめました。
ちなみに、お盆休みのフェリーは激混みで、チケット争奪戦になります。
乗船日の2カ月前にチケットが発売されますが、朝から電話もネットもなかなか繋がらない状況です。
事前にどの航路で行くのか、部屋(船室)はどれがいいか(念のため第2、第3希望も)考えておいた方がいいです。

ライダー的には、まず「バイクのチケットが取れること」が最優先だと思います。
人間の乗りたい船室のチケットが取れてもバイクのチケットが取れなかったら意味ないですからね。

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北海道行き長距離フェリーの航路


北海道行きの長距離フェリーは、日本海側に4ルート、太平洋側に2ルートあります。

ferry-route-map2.png

名古屋~仙台~苫小牧、仙台~苫小牧(太平洋フェリー)
舞鶴~小樽 (新日本海フェリー)
敦賀~苫小牧東(直行便) (新日本海フェリー)
敦賀~新潟~秋田~苫小牧東(寄港便) (新日本海フェリー)
新潟~小樽 (新日本海フェリー)
大洗~苫小牧(商船三井フェリー)


船室の等級について


航路と料金についてのまとめの前に、フェリー会社によって客室の名前の付け方がバラバラなので、先にまとめておきます。
1等までしか書いていませんが、その上のスイートルーム的なのもありますよ。


2等(太平洋フェリー)/ツーリストJ/エコノミールーム


和室の雑魚寝。一人分のスペースは寝返りが打てるか打てないかくらいの幅。
ハイシーズンでなければ余裕があるのでOKだが、ハイシーズンの2等はけっこうきつい。パーソナルスペースがかなり狭い。
8月末に8名くらいの女性専用部屋を3人くらいで使用したときは快適でした


2等寝台


大部屋の中にベッド(寝台)があるタイプの部屋。
ベッドの周りが薄い壁で仕切られていて入口サイドがカーテンとかで開け閉めできるようになっているので、多少プライベート感がある。
以下のB寝台~S寝台は2等寝台の中のランクのようなもの。基本は大部屋の中にちょっとプライベートなベッド空間があるって感じ。


B寝台(太平洋フェリー「きたかみ」)/ツーリストB/カジュアルルーム(夕方便)

2段ベッドで上の段の人は足元側のハシゴを登って入る。
入口側はカーテンで仕切られているし、他は薄い壁なので、プライベート感はある。
また、枕もとの電気があるので、消灯時間を過ぎても明るくすることはできる。


B寝台(太平洋フェリー「いしかり」「きそ」)/ツーリストA

上段と下段の入り口を互い違いにしたセパレートタイプの2段ベッド。
太平洋フェリーのB寝台は電源コンセントもあり。


A寝台(太平洋フェリー「きたかみ」)

2段カプセルベッドの大部屋。カプセル内にテレビや空調設備、読書灯がある。


S寝台(太平洋フェリー「いしかり」「きそ」)/ツーリストS/カジュアルルーム(深夜便)

1段ベッドの寝台。上も下も気にしなくていいのでより個室感覚で過ごせる。
テレビが付いている船もある。


1等/ステートA、B/スタンダードルーム


個室。和室、洋室あり。
ライダーにはオーバースペックな気もするけど、バイクのチケットが取れても2等or2等寝台が取れないってこともある。
フェリーを諦めて自走にするか、ちょっと高くなるけど1等にするか。
ライダー的には、バイクが乗れなきゃ始まらないので、後は財布と相談。1等はもちろん快適。


中部・関西地方発のフェリー比較


北海道行きの長距離フェリーは、一番遠くて関西・中部地方からなので、中国・四国・九州の人も一番近いのはこの地域からのフェリーになります。
※料金は季節によって変わります。載せている運賃はお盆期間の一番高い時です。

名古屋~仙台~苫小牧舞鶴~小樽敦賀~苫小牧東
(直行便)
敦賀~苫小牧東
(寄港便)
旅客運賃2等:12,900/11,900円
B寝台:16,000/15,000円
A寝台:16,500円
S寝台:18,000円
1等:25,200~28,300円
ツーリストA:16,350円
ツーリストS:21,500円
ステートB:26,640円
ツーリストA:16,350円
ツーリストS:21,500円
ステートA:27,670円
ツーリストJ:?
ツーリストA:16,350円
ツーリストS:21,500円
ステートB:26,640円
二輪車運賃50cc以下:8,300円
50~400cc:14,400円
400cc超:20,100円
125cc以下:8,950円
125~749cc:13,580円
750cc以上:17,690円
125cc以下:8,950円
125~749cc:13,580円
750cc以上:17,690円
125cc以下:8,950円
125~749cc:13,580円
750cc以上:17,690円
ダイヤ隔日運航
名古屋発:19:00

仙台寄港

苫小牧着:11:00
毎日運航
舞鶴発:00:30

小樽着:20:45
毎日運航
敦賀発:1:00

苫小牧東着:20:30
月曜日運航
敦賀発:10:00

新潟、秋田に寄港

苫小牧東着:17:20
所要時間約40時間約20時間約19時間約31時間


わたしが滋賀から北海道に行ったときは、新日本海フェリーの「舞鶴~小樽」を利用しました。
今だったら「敦賀~苫小牧」を利用するかもしれませんが、あの頃は「舞鶴~小樽」便はもっと時間のかかる船で、出港時間は今と似たような感じで夜中だったんですが、
小樽到着が翌々日の早朝4時とかだったんです。
上陸して夜ですぐ宿ってよりも、早朝に上陸で一気に走り出せるのが良かった。宿代もいらないし。

今なら夜に到着しても宿取っておいしいもんでも食べればいいかって感じにもなりますが、できれば昼間到着して、まず北海道を走りたいんですよねぇ。
そういう私みたいな気分の人には今のダイヤは微妙かもしれない。

昼間上陸したい人は、新潟から乗るって手もあります。
長野にいるときに新潟から乗ったことがありますが、このフェリーも早朝に小樽に入港するので、時間的にはすごくいい。
実際、「新潟~小樽」便で北海道ツーリングって名古屋の人に会いました。

ただ、関西にいたときはカブだったので、原付で新潟まで行ってっていう選択はないですね。
滋賀からでも2日以上かかりそう・・・。

あと、太平洋フェリーの「名古屋~仙台~苫小牧」は40時間もかかるので、これはきついと思います。
日本海側のチケットが取れなかったら仕方ないけど、40時間はひますぎてやばいですよ。

ということで、わたし的にはおすすめは、1位「舞鶴~小樽」、2位「敦賀~苫小牧東」です。
どちらも夜に入港なので、どうせ夜着くなら小樽の方がいいです。
苫小牧東には何にもないよ


関東発のライダーの選択肢


関東から出てるフェリーは商船三井の「大洗~苫小牧」しかないんですが、関東人が利用できるフェリーってことで。
※料金は季節によって変わります。載せている運賃はお盆期間の一番高い時です。

新潟~小樽新潟~苫小牧東
(寄港便)
大洗~苫小牧仙台~苫小牧
旅客運賃ツーリストJ:10,180円
ツーリストB:12,860円
ツーリストS:16,350円
ステートB:20,470円
ツーリストJ:10,180円
ツーリストB:12,860円
ツーリストS:16,350円
ステートB:20,470円
エコノミールーム:14,910円
カジュアルルーム:18,000円
スタンダードルーム:22,110円
2等:9,800/8,800円
B寝台:12,900/11,900円
A寝台:12,900円
S寝台:14,400円
1等:19,100~21,600円
二輪車運賃125cc以下:7,100円
125~749cc:10,180円
750cc以上:12,960円
125cc以下:7,100円
125~749cc:10,180円
750cc以上:12,960円
50cc以下:6,170円
50~400cc:11,310円
400~750cc:14,400円
750cc超:16,460円
50cc以下:5,200円
50~400cc:8,800円
400cc超:11,900円
ダイヤ火~日曜日運航
新潟発:10:30

小樽着:4:30
月~土曜日運航
新潟発:23:15

小樽着:17:20
【夕方便】
大洗発:18:30

苫小牧着:13:30

【深夜便】
大洗発1:45

苫小牧着:19:45
毎日運航
仙台発:19:40

苫小牧着:11:00
所要時間約18時間約18時間約19時間15時間


うちはいつも、太平洋フェリーの「仙台~苫小牧」を利用していました。
すんごい早朝に出発して「新潟~小樽」に乗れるならそれもかなりいいんですが、そんな朝早く起きれないし
仙台出港が19時40分なのは、余裕がありますし、苫小牧到着もお昼前なので、降りてすぐ走り出すこともできます。

実は「大洗~苫小牧」便には乗ったことがないんですが、理由は、「(何となく)人多そうだなぁ」って思うからです。
お盆休みのフェリーチケットは争奪戦ですからね。
関東発の大洗便より、ちょっと遠い仙台便の方が少しは取りやすいんじゃない?ってことです。
北関東なんで、仙台もそんなに遠くないしね。

ちなみに、栃木に来てからも1度だけ「新潟~小樽」便に乗ったことがあります。
そのときはカブ(原付50cc)だったので、仙台の出港時間に間に合うかどうか不安だったからです。
新潟まで1日で行って泊まって、翌日フェリーに乗りました。
出港が10時半なので、そうするにはちょうどいいんですよね。
新潟までの所要時間はわからなかったんですが、1日あれば夜中までには着くだろうとは思ったので。

その後はW400で行っているので高速乗れるし、仙台便が一番利用しやすいようになりました。
ちなみに、船室はやっぱ2等寝台がいいですね。
A寝台とかの方が快適だとは思いますが、B寝台でも十分かなと思います。

距離が長いほど、2等はきびしいですね。
東京から九州まで2等で行ったときはマジ徳島で降りたかった・・・。
混んでいる時期じゃなければ意外と快適なんですけどね。


割引


各フェリー会社で色々な割引があるので、まとめておきます。
適用期間や、どの運賃に適用できるか(旅客は○、乗用車やオートバイは☓とか)などフェリー会社によって違うので、詳細は各フェリー会社のサイトを確認してください。
(お盆休み期間は割引が適用できないことが多いです。また各種割引の重複適用はできません。)

新日本海フェリー(舞鶴~小樽、敦賀~苫小牧東、敦賀~新潟~秋田~苫小牧東、新潟~小樽)
往復割引・・・復路の運賃を10%割引(C期間は適用外)同一航路を往復で乗船する場合のみ。
回遊割引・・・復路の運賃を10%割引(C期間は適用外)本州~北海道の異なる航路に乗船する場合。
学生割引・・・ツーリスト(J・B・A・S)旅客運賃を20%割引(期間Cは適用外。指定の学校の学生及び生徒)
身体障害者割引 1種・・・全船室旅客運賃を50%割引(介護者1名全等級50%割引)。2種・・・ツーリスト(J・B・A・S)旅客運賃を50%割引。
知的障害者割引 1種・・・全船室旅客運賃を50%割引(介護者1名全等級50%割引)。2種・・・ツーリスト(J・B・A・S)旅客運賃を50%割引。

太平洋フェリー(名古屋~仙台~苫小牧)
インターネット割引・・・A期間・・・基本運賃から10%割引(旅客・乗用車・オートバイ・自転車。車両のみはNG)
          B・C期間・・・基本運賃から5%割引(旅客・乗用車・オートバイ・自転車。車両のみはNG)
往復割引・・・復路運賃を10%割引(電話予約のみ)
学生割引・・・全期間、基本運賃から10%割引(S寝台以下の旅客。乗用車、オートバイ、自転車はNG)
JAF会員割引・・・A期間 基本運賃から10%割引(JAF会員証1枚につき乗用車(自転車・オートバイ)1台とその定員内の同乗者、徒歩のお客様は会員ご本人を含め最大5名)
身体障がい者・知的障がい者割引・被救護者割引・・・全期間、基本運賃から50%割引(S寝台以下の旅客。乗用車、オートバイ、自転車はNG)
団体割引・・・基本運賃から10%割引(一部除外期間有)15名以上。乗用車、オートバイ、自転車はNG

商船三井フェリー(大洗~苫小牧)
プラチナ割引・・・満60歳以上。旅客運賃20%、乗用車運賃10%割引(C期間は両方10%。D期間は適用外)
インターネット割引・・・旅客運賃・乗用車運賃5%割引(D期間、オートバイ、自転車、個室貸切料金は適用外)
往復割引・・・復路の運賃を10%割引(D期間、オートバイ、自転車は適用外。電話予約のみ)
学生割引・・・カジュアルルーム・エコノミールームの旅客運賃10%割引(乗用車・オートバイ・自転車は適用外)
団体割引・・・旅客運賃10%割引(15名以上。乗用車・オートバイ・自転車・個室貸切料金は適用外)
身体障害者手帳・療育手帳所持者に対する割引・・・旅客運賃50%、乗用車運賃10%割引(介護人も同様の割引。オートバイ・自転車・個室貸切料金は適用外)
JAF会員割引・・・旅客運賃・乗用車運賃5%割引(C・D期間、オートバイ、自転車は適用外)

JAF割引が使えると、JAFの年会費以上にお得になったりします。
でも、他の割引もあるし、適用できる期間も限られているのでなかなか使うチャンスが少ないかな。

JAFがお得になるのは、「適用OKな期間に、学生or障害者じゃない人(商船三井では満60歳以上の人も)が、電話予約or窓口で直接購入するとき」です。
使える機会は少ない気がしますが、提携してるんで一応リンク張っときます。
JAFの申し込みはこちら→日本自動車連盟(JAF)


大事なことをもう一度


フェリーの予約は乗船日の2ヶ月前の同日午前9時からの受付です。
お盆休みに北海道に向かう便はチケット争奪戦になります。

電話もネットもなかなか繋がりません。

運次第?とにかく掛け続けるしかないっす。
やっと繋がったときにはもう売り切れってこともあるかもしれませんが、そん時はとりあえずキャンセル待ちかな。


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