旅の仕方もキャンプスタイルも人それぞれ。
何を優先するかも人それぞれになると思いますが、
とりあえず、「私はこんな感じで選んでます」ってのを参考までに。
初めてのツーリングテント
最初にテントを買ったときは、最重要ポイントは「価格」でした。
テントは保険のつもりだったんだよね。
50ccのカブで1日に小樽から稚内まで(約350km)も走れるかどうかわかんないじゃん?っていうか、北海道以外無理でしょ(笑)
今なら、「超早朝入港やったから行けるやろ」って思えるけど、二度目の北海道ツーでは無理
しかも、初山別を過ぎると稚内までライダーハウスがない
初山別から稚内まで80kmくらい、・・・・・・カブには3時間の道のりですよ。
で、どこで日が暮れてもなんとかなるように、保険のためのテントだったわけです。
その後の予定も「1周する」ということが決まってただけのアバウトさだったので、とにかくテントがあれば、どこに行っても対応しやすいだろうってこともありました。
最優先は「価格」。
後は、「オーソドックスなドーム型テントのフルフライで1~2人用」ってとこです。
当時、インターネットで買い物をするという習慣はなく、ってか大学のパソでネットしてたし、近所のアウトドア用品店で買うというのが基本。
近所ったって、彦根ですから、本格的な登山用品店があったのかどうかも知りませんでした。で、行ったのがアルペン。
結果的に良い選択でした(笑)
アルペンのブランド「サウスフィールド」が出してるツーリングテントが、「2人用のドーム型フルフライテント」で、6,7千円くらい。
閉店セールで2割引き! ぴったりでございます
迷うことなく即決。お買い上げ~。
3年くらい使いましたねぇ。一人で使う分には特に不満もなく、いいテントでした
働くようになったし、ちょっといいのがほしいなぁの2代目テント
就職してお金にも余裕が出てきた頃、読んでた雑誌で、「アウトライダー的テントを作ろう」という企画をやってました。
それを読んでたら、いいなぁって思ってしまって。
そのときポイントとなったのが、「広い前室」と「グランドシートとポールで自立しフライを先に張れる」ということ。
「広い前室」はちょっと憧れでした。
2人で寝ようと思うと、2人用のテントでは、荷物の置き場にちょっと困るんだよね。
女2人でもいっぱいいっぱい
「グランドシートとポールで自立しフライを先に張れる」ってのは、この企画を読んで、「ほほぅ。」と思ったような・・・。
私は、雨の中をキャンプするのは、他に選択肢がない状況でしかしませんが、「今降ってないけど、明日の朝には降ってる」って時は、結構キャンプします。
カッパを着てテントの撤収にあたるわけですが、普通はフライをはずしてから、インナーテントをはずしてたたむわけです。
そうすると、インナーテントも当然濡れてしまいます。
フライが濡れることは、もう雨降ってるんだから今さらじゃん。な状況ですが、出来ればインナーテントは濡らしたくない。
次のキャンプ(旅が続いてるときね)でインナーとフライと両方乾かすのも大変だし。
ってことを解決するのが、「グランドシートとポールで自立しフライを先に張れる」なんです。
これ、「インナーテントを先にはずせる」ということでもあるんです。
グランドシートとポールで立体的になるので、インナーからでもフライからでも都合のいい方から張れるし、はずすときも、好きな方からはずしてたためるんですよ。
雨の中、インナーを濡らしながら撤収するのが嫌だった私にはぴったり。
ただ、実際に発売された「アウトライダー的テント」は、値段が36,800円。
ちょっと高め。そして、売ってる店が限定されていたこと。
私的に、勢いとタイミングが合わず、そのテントを買うには至らなかったんですが、「グランドシートとポールで自立すれば、雨の日でもインナーテントを濡らさず設営・撤収できる」ということを知ったのは大きかった。
このポイントと「広い前室」が次のテントの重要ポイントとなったのです。
そして、その翌年。
ふらっと入った近所のアウトドア用品店(アルペンよりもちょっと本格的)で、「旧モデルにつき特価セール!」みたいなコーナーに、「広い前室」と「グランドシートとポールで自立」のポイントを持ったぴったりなテントが!!
・・・実は名前がわかりません
UNIFLAMEのたぶん「カイト」の前のモデルだと思われます。
特価セールなので、たしか、2万4,5千円だったと思います。
即決、コンビニにお金を下ろしに走りました(笑)
それから今まで、7年以上、大活躍です。
買ってすぐ、現在のダンナと一緒にキャンプするようになりましたが、前室が広いので2人でも使えてます。
1人だったらもっと広くて快適でしょうが、我が家で今さら「1人1テント」を宣言するのも・・・ねぇ
次のテントはこんなのが欲しい
今のテントも好きですが、そろそろ次のテントが欲しくなってきた今日この頃。
次のテントはこんな感じがいいなぁ
まず、2人で使っても広い室内→「3人用」かな?
夜中にトイレに起きても気を使わないでいい&通気性で「出入口2つ」!
もちろん、「広い前室」も!
いずれはタープを導入したいということで、「グランドシートとポールでの自立」はポイントからはずす。
これだけの居住性を重視しながらも、5kg&4万くらいでなんとかなりません?って感じです。
今まで、たくさんのテントを使用した経験はありませんが、何度もキャンプをし、こんなテントいいなぁ、あんなテントもいいなぁと考えてきました。
私的には、「軽量&コンパクト」よりも「居住性」を重視してるようです。
でも、一番の優先事項は、「楽しいこと」。
キャンプもツーリングも、全部、楽しいこと。楽しむこと優先
最初の頃は、テントは寝れればいいと思ってたような気もします。
でも徐々に、「キャンプも楽しみたい。ってか楽しむよ」ってなった気がします。
だから「居住性」重視な傾向になっているのでしょう。
バイクで走ることは、もちろん好きです。
でもツーリングに出てしまえば、走ることだけでなく、泊まることも、食べることも、全部好きです。
そして、全部楽しみたい。欲張りですかね
でも、楽しいです。バイクで走ることも、キャンプも。
こんな欲張りさんは、「居住性」重視になるみたいです。
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