バイクでキャンプツーリングに行くのに必要なキャンプ道具一式と持ち物をまとめました。
最低限、これだけあれば寝るだけのキャンプができる!って必需品から、より快適に!より楽しく!そしてあったら便利なキャンプの便利グッズまで紹介します。
Contents
最低限!寝るだけバイクキャンプツーリングに必要な持ち物
キャンプツーリングに絶対に必要な持ち物(キャンプ道具)は、テントと寝袋、マット、ライトです。これさえあればキャンプができます!
でもこれは本当に最低限。ご飯はコンビニとかスーパーで弁当買ってくるか、お店で食べてきます。
お湯も沸かせないけど寝るだけのキャンプならできます(๑•̀ㅂ•́)و✧
それぞれ、もうちょっと詳しく説明しますね。
ツーリングテント
キャンプといったらテント!
安いテントから高級なテントまで幅広くありますが、とりあえず安いテントでキャンプに挑戦したい人にはコレ↓がおすすめ。
もうちょっと快適でしっかりしたテントがいいなって人には、コールマンのツーリングドームST。
設営が不安だから少しでも簡単に設営できるテントが欲しい人には、DODのライダーズワンタッチテント。
どのテントもグランドシートを敷くとテントの痛みが軽減できて、撤収の時にも片付けやすいです。
レジャーシートやブルーシートでいいので、テントの床面ぐらいのシートを持っていきましょう。
おすすめツーリングテントについて、詳しくはこちら↓
寝袋(シュラフ)
寝袋はキャンプの時のお布団です。
真夏に暑いとこでキャンプするならなくても寝れますが、真夏でも北海道とか山の上(標高が高いとこ)など涼しい場所でキャンプするなら必須です。
北海道のライダーハウスに泊まるにも寝袋は必需品なので、初めての時は安い寝袋を買ってったらとても寝苦しかったです(´-﹏-`;)
安い封筒型のホームセンターに売ってるやつでね、かさばるのにあんまり温かくない
翌年ちょっといい寝袋に買い換えました。
ツーリングで一日走って疲れた体を休めるために寝袋はとても大事です。
バイクに積むにはコンパクトになる方がいいので、マミー型がおすすめ。
わたしはモンベルのストレッチの効いた寝袋にはまってしまったので、イチオシはモンベルの寝袋です。
メンテナンスが簡単で比較的安い化繊の寝袋と、軽量コンパクトでぬくぬく快適な寝心地だけどちょっと高いダウンなど、シリーズはいろいろあります。
キャンプに行く季節や場所の温度に合わせて寝袋の対応温度域を確認しましょう。
春・秋の本州のキャンプや夏の北海道のキャンプだと、モンベルの基準では「#3」か「#5」くらいです。
永久保証しているナンガのダウンシュラフも気になるんですけどね。
マット
身体をしっかり休めるためには、マットも大事です。
地面の凹凸や冷気から守ってくれる大事な敷布団です。
銀マットでもないよりはましですが、EVAフォームマットの方がおすすめ。
収納サイズは大きくなってしまいますが、パンクの心配はないし、安い!
コンパクトに収納したかったらインフレータブルマット。
コンパクトに収納できてクッション性も保温性もあります。
ただ、パンクする可能性があり、パンクしちゃうと全然守ってくれない(¯―¯٥)
エアマットもありますが、パンクしたらインフレータブルマット以上にペラペラで意味がなくなるので・・・。
ライトorLEDランタン
最低限に一個のライトでキャンプしようとするなら、LEDライトが必須。
テントの中で火は使えないので、ガスランタンやろうそく系のランタンもNGです。
コンパクトに収納したいならライトにもなるLEDランタンか、ヘッドランプ+ランタンシェードがおすすめ。
テント内やテーブルではランタンとして使い、トイレに行くときとかはライトとして道を照らせます。
ライトにもなるLEDランタン
ランタンシェード
ヘッドランプなら照らした状態で両手を使えるのでとても便利ですが、わたしは髪の毛に癖が付いちゃうのが苦手だったりします。(くせっ毛なので、一度癖がつくと取れない(´•ω•`))
ガスランタンも含めた詳しい記事を↓で書いてます。
【バイクでキャンプ】料理もするためのキャンプ道具
コンビニ弁当食べて寝るだけのキャンプではなく、椅子に座ってお湯沸かしたりちょっと調理したりって感じのキャンプができるようにするには、必需品に加え、もうちょっとキャンプ道具が必要です。
机(テーブル)
机があればご飯食べるにもランタン置くにも便利で人間的になります(笑)
料理しなくても机があった方がいいんですが、なくても食べられなくはないので、必需品には入れませんでした。
定番はコレ↓キャプテンスタッグ「アルミローテーブル」
ちょっと小さいけど組み立てが超簡単なSOTO(ソト)の「フィールドホッパー」もおすすめです。
椅子(チェア)
小さくても椅子があると快適です。
ホームセンターに売ってる千円くらいのアウトドアチェアでもOK。
ロースタイルにもハイスタイルにもできるこの椅子↓とかもいいです。
バイクは積載が限られるので、収納サイズに注意してください。
大きい椅子は収納サイズが長くてバイクに載せるとはみ出て危険なことになります。
シングルバーナー(ストーブ)
ガスとガソリンのストーブがありますが、使いやすいのはガスです。
ガスでもOD缶とCB缶という2種類があって、それぞれメリットデメリットがあります。
OD缶
OD缶は扱いやすく、缶のサイズも何種類かあって、小さい缶ならクッカーの中に入れることもできるのでコンパクトに収納できます。
アウトドアショップや大きなホームセンターとかじゃないと売ってないのが難点。
CB缶
CB缶はカセットコンロに使うガス缶なので、スーパーやコンビニなどでも買うことができます。
ガス缶を倒した状態で使用するし、バーナー自体もちょっと大きめなモデルが多いので、調理はしやすいけど収納サイズはちょっと大きくなります。
クッカー(+飲み物+包丁・まな板・調味料・洗剤・ふきん)
いわゆる鍋ですね。コッヘルともいいます。
大小の鍋やフライパンがセットになっているものが多いです。
とりあえず、インスタントラーメンやスープパスタ、ご飯を炊いておいて肉を焼く、くらいなら鍋とフライパン(大小の鍋でも)があればOK。
(やる気になればきっともっといろいろできます)
↑これソロにはちょうどいいと思いますが、小さい鍋を大きい鍋の蓋することになるので、別で蓋を買った方が便利です。ご飯を蒸らしてる間に置かずを作ったりできるので。
インスタントラーメンにもピッタリのクッカーもあります↓
四角だとサッポロ一番がちょうどよく入るんですよ。
クッカーがあればお湯が沸かせるようになるので、インスタントコーヒーや紅茶、お湯を入れるだけでできるスープなんかも飲めるようになります。
忘れがちかもしれませんが、簡単な調理をするなら食後はクッカーを洗わなければいけないので洗剤やふきんも必要になります。
1泊で帰る場合はキッチンペーパーなどできれいにふき取って、帰宅後に洗うようにしてもいいですね。
カトラリー(箸・スプーン・フォークなど)
割りばしとスプーンがあればなんとかなりますが、ちゃんとしたのがあるとちょっとうれしい。
水筒・ウォーターバッグ
水場からちょっと離れたところにテントを張っちゃうと水を汲んでくるのが面倒です。
鍋に入れてくると途中でこぼしちゃったりするし(^-^;
ランタン
LEDランタンがあれば明かりは足りるんですが、ガスランタンとかもあると暖かいしキャンプの雰囲気もいい感じになります。
ガスランタンの場合はシングルバーナーで使うガス缶と共通のタイプにした方が便利です。
↑ソトのレギュレーターランタンはCB缶を使用するランタンです。
【バイクでキャンプ】あるとより楽しめるキャンプ道具
焚き火台(+火ばさみ・ライター)
キャンプで焚き火、いいですよねぇ(* ´ ˘ ` *)
コンパクトな焚き火台もあるので、キャンプツーリングでも余裕で積載できます。
タープ
あると便利。夏は涼しい日陰が作れるし、雨の日は広い前室に。テントの上に張れば夜露もしのげます。
コット
ちょっとしたベッドです。地面から離れるので地面からの冷気や熱気が伝わってきません。
石が多かったり凸凹している地面でも快適です。
ワンポールテントをインナーなしで使う場合などはコットを置くとベンチ代わりにもなります。
コーヒーグッズ
インスタントでもキャンプで飲むコーヒーはおいしいですが、ドリップコーヒーならさらにおいしい。
まずはドリッパーを。そのうちミルも買っちゃう??
スノーピークのあの焚き火台をちっちゃくしたコーヒードリッパー(笑)
もっと安いものもあるんだけど、これかわいいしキャンプ気分が上がる(≧▽≦)
ホットサンドメーカー(orトースター)
朝ごはんにホットサンドが食べたい。
ゆるキャン△で話題になったホットサンド肉まんも食べたい。
スキレット・ダッチオーブン
スキレットで焼く肉はうまいよね。
ダッチオーブンは重たいからなかなかツーリングでは厳しいんだけど、ハーレーの人とかたまに持ってますね。
小さいスキレットなら何とかなるので、うまい肉を食べたくなったらぜひ。
スキレットといえばLODGE(ロッジ)です。
【バイクでキャンプ】便利グッズ&あると便利なもの
なくてもいいんだけどあったら便利なものを紹介します。
めし袋
めし袋に米を入れて説明書の通りにゆでるとお米が炊けるという不思議で便利な商品。
鍋で炊いた方がおいしいけど、後片付けはめし袋の方が圧倒的に楽。
ハサミ・ピーラー
本格的な調理をしなくてもハサミはあった方が絶対便利。なんならキッチンバサミで調理したってOK。
袋がうまく開かないときにも便利です。
調理内容によってはピーラーもあった方がいいです。
ナイフで皮むきって意外とめんどくさいのよ。
ウェットティッシュ・キッチンペーパー・トイレットペーパー
いろいろ拭くのに便利な紙たち。キャンプだけでなく、ヘルメットのシールドを拭くのにも使ったりします。
ちなみに、シールドを拭くならウーロン茶や無糖の紅茶で濡らして拭くと付いちゃった虫がきれいに拭けます。
風除け
風があるとバーナーの熱効率が下がるので、あると便利。
紙パック
牛乳パックとか1Lの飲み物のパックとかを、洗って開いた状態にするとまな板の代わりになります。
焚き火をするときの着火剤としても使えます。
ガムテ(布テープ)
何かと便利なガムテープ。普通のガムテよりも布テープの方がおすすめ。
当然そのまま持っていくのは大変なので、段ボールや紙パックを小さく切ったものを芯にして、必要そうな分だけぐるぐる巻いて持っていきます。
cb缶⇔od缶詰め替えアダプター
安くて入手しやすいcb缶のガスをod缶に詰め替えできるアイテム。
od缶からcb缶にも詰め替えできるので、残量の少なくなったod缶の中身を一つにまとめるのにも使えます。
耐熱グローブ
焚き火をするならあると便利。
クッカーの蓋とかもめっちゃ熱くなるので素手は危険です。
焚き火シート
細かな灰が地面に落ちちゃうタイプの焚き火台の場合は持っていた方がいいです。
直火NGのキャンプ場もあるので、そういうキャンプ場ではちゃんとシートを敷いて地面を保護しましょう。
鉈
薪で焚き火をするなら必要。
売ってる太い薪にいきなり火は付かないから、ちょっと細くした薪も作らないとね。
コンビニハンガー
キャンプ用の椅子やテーブルの脚に付けられて、ごみ袋とか引っ掛けるのにちょっと便利なんだけど、ロースタイルだと使いにくいかも。
ほぼ同じものが百均に売ってます。
ランタンポール
机の上にランタンを置くと、同じく机の上に置いたバーナーの上で調理しているクッカーの中身は明かりが当たらなかったりします。
ポールを立ててちょっと高い位置にランタンをぶら下げておけると机の上が明るくなって見やすくなります。
BBQお掃除楽ちんシート
BBQグリルを使うときに敷くと火床の片づけが楽になります。
板(バイクスタンドのめり込み防止用)
キャンプに直接関係はありませんが、乗り入れOKなキャンプ場はバイクを停めるところが土とかで柔らかい場合が多いです。
地面が柔らかいとスタンドがめり込んじゃってバイクが転倒したりするので、スタンドの下に板を敷くと防止になります。
ちゃんとしたサイドスタンドプレートもありますが、かまぼこ板とか潰した空き缶とかでも使えます。
穴が開いてて紐を通しておけると、バイクに乗って出発するときに板を回収しやすくなります。
モバイルバッテリー
キャンプの夜はコンセントから充電ができませんが、スマホやカメラなど充電が必要な機器がいろいろあるので、大容量のモバイルバッテリーを持っていると安心です。
ツーリングの持ち物
書くまでもないかもしれませんが、キャンプ道具以外のツーリングのための荷物です。
わたしが毎回必ず持って行くものをリストアップしました。参考までに。
ウエア類
□ヘルメット
□ライディングジャケット
□グローブ
□ブーツ
□雨具一式(レインウェア、ブーツカバー、レイングローブ)
□着替え
□タオル
□お風呂セット
□防寒用具(季節によって違うけど、夏でも多少寒かった場合を想定して何かしら持ってる)
収納積載用品
□バッグ(荷物の量に合わせて、シートバッグ、サイドバッグ、BOX)
□タンクバッグ
□ヒップバッグ
□ツーリングネット
ツーリングに必要なもの
□免許証
□現金・カード
□携帯電話(&充電器)
□地図・カーナビ(カーナビがあってもツーリングマップルは必須でしょ)
□カメラ
□サンダル(フェリーの中とか、キャンプ場ではとても快適)
□ゴミ袋・ポケットティッシュ(何かと便利)
もしものときに役立つもの
□保険証
□スペアキー
□工具(車載工具)
□ガムテ&針金
□ファーストエイドキット
□薬類
細かいものは漏れがあるかもしれません。
こちら↓も参考にどうぞ。
最後に
荷物満載でツーリングをしてるバイクとライダーの姿が好きです。
キャンプツーリングは楽しい!!
キャンプツーリングは荷物が増えるので、バイクに積載するには大容量のシートバッグが便利です。
キャンプツーリングにおすすめのシートバッグのまとめ記事もあるので、よかったらどうぞ!